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急に寒くなったので...。 [家飯]


夏と冬との境目がだんだん短くなってない???

先週から急に寒くなったので、羽毛布団を出しました。

あっというまに朝布団から出るのが辛い季節になっちゃいましたね。(笑)


先週は半年ごとの義母の担当者会議がありまして...
なかなか難しい境界におりまする。



たまに自分を見失ってしまうようで、プツンと糸が切れると乱暴な言動があったり、
他の人の物を持ってきてしまったり...。
というようなことが多く見られるようになってきたという報告。

半年前はその自覚があって、自分が壊れていくことに恐怖を覚えている様子が感じられた。

以前は、行くたびに義母の愚痴を延々聞いてあげるのが常だったのだけれど、最近では

「何か心配事はない?」

と聞くと

「なーんにもない。みーんなが良くしてくれる。」

と、にっこりしている。


いやいや「なーんにもない。」のではなくて、全て忘れてしまうのだ...。(ー”ー)


自分でやったことや、相手に言われたこと、さっき食べたもの...etc。


このまま進むと家族の顔も忘れてしまったりするかもしれないなーと、
ちょっと覚悟をしてみた。


最近色々と覚悟を決めることが多くなってきた気がするー”ーと思うのだけれど、
愚痴ってみてもはじまらないので、目の前の課題を1つ1つ越えていくしかない。


さて
翌日施設はバザーの日だったので、我家からも本やシャンパングラスセットなど
使わないものを出したりしていました。

売り上げは家族会の収益となり、車椅子や介護用品などの購入資金となります。
せっかくなので掘り出し物を発掘に行ってきました。


ありましたよん♪
1人用の美濃焼タジン鍋¥50/1個×2個=¥100
(未使用品)
minitajin.jpg

さっそく蒸し野菜しました。

mushiyasai.jpg
この日は胡麻ポン酢で...


メインは、旬のスルメイカのゴロ焼きパスタ♪
ikagoropasta.jpg

新鮮な烏賊のワタを破けないように引出し、
塩辛にするならワタに塩をまぶして冷蔵庫で1晩休ませたいところだけれど、
すぐに食べたいので、

1)新鮮な生の烏賊のワタを絞り出し塩、醤油、みりんをテキトーに混ぜてワタソースを作っておきます。

2)パスタを海水に近いくらいの塩加減で茹ではじめます。

3)お好みでオリーブオイルもしくはバターでニンニクをじっくり炒めて香りを出し
烏賊を入れて炒めます。

4)烏賊に火が通るのと同時にワタソースを投入し、続けて茹で上がったパスタを絡めてフィニッシュ。


写真はまんまですが海苔とかネギとか飾ると良いかと。(笑)


ワインはもはや定番となったチリのコノスルですが...
cono-sur.jpg
cono sur ゲヴェルツトラミネール[2012]

おいしーね、このシリーズこれで¥700〜900って困っちゃうよね。

コノスルのシンボルになってる農夫達の自転車は有名だけど、
カーボン・ニュートラル・デリバリー
コノスル・ワインが世界各国に輸送されていく際に排出されるCO2が、実質ゼロになっている事)
の認証も受けているとは頭が下がります。



草を食べる羊ちゃんや
害虫駆除部隊のアヒルちゃんたちもかわいい♪









紅玉が店頭に並ぶ季節になりました。
この小玉で真っ赤なリンゴはそのまま食べるよりも加熱すると
さらに美味しいデザートに変身する大好きなリンゴなので、週末ジャムでも煮ようかなと...。

kougyoku.jpg

リンゴのアイコンが消えてしまいましたね、ちょっとさみしいけれど
いつの日か...再会できる日を楽しみにしています。



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記念日もやっぱり家呑み。 [家飯]


あちこちに爪痕生々しい台風でしたが、
皆様のところでは影響ありませんでしたでしょうか?

気候がずいぶんと変わってしまいましたね。

携帯には夜中じゅう、登録している地域の防災メールがひっきりなしに入ってきましたが
この周辺は高台になるので、洪水の心配もなかったです。

早朝から仙台へ向かう旦那を早めに駅まで送った帰り道、
下水溝からボコボコ吹出している水を横目に、新幹線は無事に到着するんかしら?
と思っていたら、案の定宇都宮あたりで止まったらしい(笑)

いや、それくらいは想定内だと思うけど、日本人みんな働き方がマジメ過ぎじゃないの?
台風のときは休みにしようよ〜、とは言っても期日があるとそうも言ってられないのが
お仕事なんだけどね(ー”ー)






さてと、久しぶりの家飯です。


記念日だからどこかへ食べに行こか?

と口に出してはみるものの...

この数年、外で飲む機会がぐぐっと減ったせいか?



「う〜ん...そうだねぇ...」

という返事になってしまう。



昔、美味しいなーと思っていたお店でも、なかなか感動することが少なくなっています。

なぜだろうか???

と考えてみると、思い当たることがある。

塩分を控えめにして、お酢やハーブ、スパイスをいっぱい使った家飯に慣れてしまうと、

たいていの外食ものの塩味が強い。

だからお酒や水分を多めに摂取しちゃって、お腹がパンパンになってしまう。

お酒を飲ませるために塩いっぱい使ってるのか?とさえ思う時もあり。




で...

どうせ食べるならば素材にお金をかけたいわけですよ、なので食材の買出しに行って来た。

高座豚屋さんの太田屋さんで、こだわり豚の肩ロース肉とパステーテンを仕入れ...



海老名の生鮮で利平栗と銀杏を仕入れ...

ついでに無花果「とよみつひめ」見つけました〜^^b


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toyomituhime.jpg

とよみつひめは、生ハムをのせる前にパチリ。

一般的な「桝井ドーフィン」という種類よりも白い部分がほんのり黄色っぽい色をしていてしっかりした甘味。

でも濃厚な「バナーネ」や「グリスジャイアン」よりもさっぱり系かな?




999.jpg
赤ワインはスペインの「ナンバー9」
2009年9月9日収穫のぶどうで作られた
スペシャルエディション999(テンプラニーリョ・メルロー)

9は縁起の良い数字なんだそうだ。



kouzabuta.jpg
メインの高座豚(こだわり豚肩ロース)は筋切りしてシンプルにソテー

お肉が美味しいのであえてニンニクはなし!
...粒マスタードを添えます。



久しぶりの柳正司さんのケーキは新作ドゥルセのアントルメ〜ちゃん^^

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キャラメルムースの中はちょっと酸味の利いたアプリコットのコンポート。
チョコレートとフランボワーズ。

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22年が経ちましたね〜

お互いお疲れさまだね(笑)



と、プチ贅沢してみましたが...。




年のせいか?最近は↓翌日のこっちの方がごちそうだったりする(笑)

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利平栗と銀杏と雑穀のおこわ/鰆の味噌漬/がんもと小松菜のおひたし



今日は十三夜ですね。

十五夜と十三夜、両方見ないと片月見になっちゃうそうですから...

お団子もいいけど、月餅でも食べながらお月見しようかと思います。
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久しぶりの華正樓のおっきな月餅(塩クルミと黒餡)
美味しいなー!








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仙石原 [季節の記録]



苦手だったらごめんなさいね。(笑)









朝、雨戸を開けたら網戸の内側にちっちゃい御客様(家守くん)が...。

おててが朝日に透けてきれいでした。










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さて、ちょっと忙し日が続いていたので、、、
日帰り温泉に行ってぼけぇ〜っとして来ました。

tokinosumika.jpg



帰り道ギリギリ日没前に仙石原に到着。
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今日はとりあえず撮れたてということで、、、おしまい。



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フライングだよ。 [家族のこと]


はぁ、何から書いていいものやら、、、な状態です。

まずは悲しいお知らせ。

実家の兄が旅立ちました。
54歳、まったく予想外に病気の進行が早く、家族もなかなか状況判断できずに辛い思いをいたしました。

tonbo.jpg

以下はちょっと専門的になりますが、兄の治療の記録として私の個人的な視点から書きますがお許しください。
データーを活用して欲しいと、最後まで本人も言っていたので、、、どなたかの参考になればと思います。



読みたくない方もおられるかと思いますので以下スルーしてくださいね。


兄は8月のお盆休みに膀胱ガンであるとの正式な告知を受けました。
症状は尿が出にくくなるというもので泌尿器科を受診のち精密検査を受けに大きな病院へ転院後のことだったらしい。

腫瘍自体はそれほど大きくはないが肺にわずかな転移があったので、ステージは4。
この時点で摘出手術はなし、全身治療になるので生検後、抗がん剤治療となるのが通常だが、肺の転移が消えたとしても再発率が高い。
膀胱の腫瘍が小さくなって、摘出手術が可能となってもその後はストーマ生活となる。

色々考えて、彼はANK免疫療法という治療方法を選択しました。
先進医療指定病院でのセカンドオピニオンを薦めてみたものの、自分の適応外は容易に予想できるし、それほど時間的余裕はないと判断したのでしょう。
というのは分子標的剤ハーセプチンの受容体検査も受けていて、これがバッチリ陽性だったと。
ハーセプチンが使えるというのは良いことのようだけれど、同時にたちの悪い転移しやすいがん細胞だということの証明でもあり、正直複雑な気持ちでもありました。

そして、この薬は乳がんの患者さんには抗がん剤と併用しての治療が可能なのだけれど、単剤でしかも他の部位のがんには適応外。(変なの〜とは思うけれど、それが一番効果が出ている結果なんだろうから仕方がない。)

はい、そうです。
治療はすべてオーダーメイド。

やってくれるな〜兄(笑)全て自費かよ!
輸入車1台買ったと思って治療すると言ってました。

そんな話をした後、9月初めに生検のための手術、見舞いに行ってきたのでした。
告知後半月で部分摘出手術。
病理検査結果を待たずに、ハーセプチンの治療を始めていたので、ほぼ最短で行動していたようだ。

18日には会社の会議にも出席していたらしい。

しかしなのです。
22日、お彼岸に私が帰省した時はハーセプチン2回目の投与後、ANK療法の初回投与日で、高熱を出していました。
これは予定通りだったからそれほど心配はしていなかったのだけれど、熱が下がっても具合が良くなる気配がない。
何故???
胸を押さえていることと、咳をしているので、、、もしかしてハーセプチンの副作用が出てる?
本人もそう思っているようでした。
家族のだれも転移が進んでいるとは思わなかったのでした。
(だって8日に退院して、13日には治療を始めてたんだもの)

次の点滴の時に先生と良く相談してハーセプチンはやめた方がいいかもしれないね、
と言って23日実家を後にしたのでした。

その後も回復するどころか、悪化していると聞き
9月26日午後に、都内で打ち合わせの後急いで実家へ向かった。
重篤な症状がでているにもかかわらず、ANK療法のクリニックのドクターからは
提携病院への入院手配などの何の指示もなく、もしもの場合は救急車を呼べとの話だったと聞いて
家族皆に不信感が生まれる。

手術入院でお世話になった病院へ受け入れのお願いを姪っ子にしてもらい、
翌朝27日、介護タクシーを手配して急患扱いで入院。
すぐに主治医が対応してくれました。
画像検査の結果は1月前わずかな転移だった肺が、すでに真っ白になっていました。

先生の話では通常のがん患者さんのがん細胞が、3ヶ月で倍増えると仮定した場合、
兄のがん細胞は1ヶ月で100倍という異常な早さで増えてしまっていると・・・。
ハーセプチンではなく、抗がん剤治療を選んでいたとしても今回の場合は間に合わなかったでしょうと・・・。

誰よりもつきっきりで看護していた姪っ子のショックはいかばかりだったか?
もうちょっとなんとかできなかったかなぁ?と自分の無力さを痛感しました。

別れの心構えをする準備期間さえ与えてくれないほどのぶっちぎりの早さで
入院してたった2日、28日の夜に逝ってしまいました。
多分本人が一番びっくりしているかもしれません。
最後まで副作用だと思っていましたから、、、。
それでも最後に信頼していた先生に診てもらえて良かった。



ここでちょっとANK免疫療法についてのあくまでも個人的感想。

免疫療法全般についてはエビデンスがないというのが現状だと思います。
ガンビジネスとして、先進医療もどきの治療を行っているクリニックも多数あって、
高額な治療費がかかる割に効果がないというものが多いですから、
免疫療法をやってみたいという方は十分考慮して治療をお考えになった方が良いと思います。

兄はそういうことも理解した上で、分子標的薬と平行してのANK療法という治療を選択しました。
治療の内容自体はなるほどと思うし、元気になられている患者さんもいると聞きますので否定しませんが、同じ条件の下で治験が行われて結果が出ている治療法ではないことや、どうしてもステージの重い患者さんがこの治療を受けることがほとんどなので、何年経っても判断できるデータが出せないのが現状なのかな?と感じています。

あとはですね、治療を行っているクリニックのほとんどが、
がん患者を治療するための入院治療施設を併設していないというところの方が問題かな?
協力提携先の病院があるとはいえ、患者のこれまでの検査データを持っているわけではなく、重篤な症状が出た場合に受け入れてもらう病院として機能していないと思われます。
これはがん治療を行う病院としてはちょっと不適切なのではないかと感じました。

やはり今のところ、がん治療については厚生労働省の指定する
がん診療連携拠点病院にての治療が望ましいと感じます。
命と向き合っている病院では、人格的にもいい先生がそろっていらっしゃる。(と思う。願望も含めて)


中でも先進医療指定病院なるものがありますので受けたいという場合は参考にしてみるのも良いかもしれません。
しかし、まだまだ実施している病院が少ないので、受けたい治療が受けられるとは限らないのが現状でしょう。






それにしても、最後の最後まで弱音を一言も吐かずに強気で闘病していた兄をスゴいと思いました。
息をするのも辛かっただろうに、良く頑張りました。

出来れば老親のこととか、子供たちのこととか、もう少し話がしたかったね。
色々伝え忘れていることがあると思うので、出て来て話して欲しいと思うぞ。

3人の子供たちはそれぞれに成長していて葬儀でも立派に役割をつとめていたよ。
皆いい子たちだね。

良くそんなヒトの言うことをを聞かないクソ親父から良い子が育ったもんだと思う。
悲しいかな娘が一番あなたに似て口が悪くて男らしいので、お嫁に行けるかどうか叔母としてはとても心配です。(笑)
たまに出て来て元気づけてあげてください。

じゃぁまた。




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