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実母の治療に関する記録 その2 [家族と病気に関する記載]



台風が去ってから、ずいぶん空気が乾燥してきたようです。
ちょっと前までもやがかかっていた富士山の輪郭がくっきり見える日が多くなってきました。

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定点観測の夕焼け空

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そして16日は初冠雪〜♪

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やっぱり富士山には雪が似合いますね。




さて、実母の経過でございます。

9月30日〜10月5日まで化学療法(抗ガン剤)のための入院をしていました。
カルボプラチン(パラプラチン)単剤の投与日は10月1日

おかげさまで副作用は、2日目に微熱が少しあったことと、3日目から2〜3日間食欲が落ちたくらいで
水分摂取も十分問題なし!

本人ではないので比べる事には無理があるかもしれませんが、
面会に行くと良くしゃべるし、人使い荒いし(笑)
自分の受けた時の副作用と比較すると元気そうな気がするので、乗り切れちゃうんじゃなかな〜?
と思わせてくれるくらい軽いように感じていました。

投与後10日〜2週間くらいが一番骨髄抑制によって、免疫力が落ちている期間になります。
この時期の採血数値によって、ボーダーラインを下回ってなければ、次の投与の予定が決まるという段取りになります。

15日に採血と診察に行って来ました。

結果は、白血球(好中球)の数値は問題なし、しかし血小板の数値ががた落ち!
1クールでこれだけ落ちちゃうと、なかなかキビシイか?

10月から担当のドクターが別の科に移動になってしまったので、主治医が変更!
診察で私が直接お会いする新しいドクターとはこの日が初めてでした。

まず、ドクターから開口1番、母親へ質問

Dr「抗ガン剤受けてみていかがですか?このまま続けますか?」

母「先生〜私、どうしようかと思ってるんです!」

Dr「そうねぇ〜実はボク、個人的には止めた方がいいかなって思ってるんですよ。」

おおっ!
私としては3回くらいでこういう話はあるかも?と思ってたけれど、1回目じゃん〜^^;
まとめると↓こういうことでした。

1)年齢が若ければもっと強い2種類の薬を組み合わせて残ってるかもしれない癌細胞を叩く!
 これで約5割程度の効果が期待できるので治療の意味がある。
 しかし、母が受けているカルボプラチン単剤では2〜2.5割程度の効果。
 =受けても受けなくても再発のリスクは中程度くらい。

2)せっかく術後体調が良くなって来ているのに、半年間治療を続けるということで、
 今後半年以上の体調不良が続き免疫力を低下させる=外出QOLの低下
 高齢になってからの半年という時間の意味を良く考えてみよう。

3)母の病理結果から推測できる再発のパターンは、遠隔転移というよりも手術跡(膣断面)
 の近くからの可能性の方が高いと思われる。
 その場合は放射線治療が可能で、再発後の治療の選択肢はあります。

体癌の場合は放射線が効かないという先入観があったので、3)はとても説得力のあるお話でした。
放射線治療も7年前からずいぶん進化している様子。
ならば迷う必要もなく、さっさと撤収しよう!

ということで、抗ガン剤1回で終了です!

術後1年間が一番再発の可能性が高い期間なので毎月の通院と3ヶ月程度のスパンでCT造影チェックをしていきます。

予定の治療入院がなくなったことで、どうやら母は元気倍増〜食欲湧いたらしい。。。

まぁ、なんというか...

良かったみたい?(笑)


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ジャガイモとサツマイモのサラダはマヨネーズを使わずに
クリームチーズとレモン汁、オリーブオイルで...

赤ワインが美味しい季節になりました。



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